HFCが日々承っている様々な業務をご紹介いたします。
森林調査・森林整備

山林所有者様とお打ち合わせの上、必要な情報の取得のため実際に山林に入り調査を行います。その際に取得したデータをもとに整備方針の検討を行います。
整備方針を基に様々な整備作業を実施します。森林を見通し良くするための除伐や下草刈り、木材を搬出したり空間利用に使用するための作業道の敷設、樹木の伐採など、多岐に亘る作業メニューの対応が可能です。

森林環境を整えることで、地表水の流出を抑え、土砂災害の危険性を低くすることが可能です。
森林以外の都市部でも、人や建物・畑・電線などに被害を及ぼす危険のある樹木を指定し健康状態や危険度をリスト化する「危険木調査」も承っております。
森林資源利活用

HFCでは、伐採した樹木は循環資源としてさまざまな用途に活用することをご提案しています。
森林外へ運び出した木材はHFC所有の簡易製材機「ウッドマイザー」で製材し、ベンチやテーブルといった家具や建材として製品化することが可能です。

製品化できないような曲がった丸太や小さな枝葉でも無駄なく利活用しています。
森林内では除伐作業などで発生した小さな丸太や枝を杭などに加工し、作業道や階段などの資材として使用します。
伐採した広葉樹の枝葉を海に設置するアオリイカの産卵床として提供するなど、地域の海洋プロジェクトにもHFCは協力しています。
特殊伐採

家屋や道路、電線の近くなど伐倒(木を根元から倒す作業)が難しい場所に生えている樹木に対して、クレーン車や専用のロープを使って幹や枝を吊り下ろしながら安全に伐採する方法を「特殊伐採」と呼びます。
年々、樹木の大型化や気象災害への不安が高まる中で、HFCへの特殊伐採のご依頼も増加傾向にあります。

また、クレーンや高所作業車が入れない狭い場所でも、専門技術者がロープを使って高木や巨木に登り、伐採を行う「ロープクライミング」による特殊伐採が可能です。
さらに、公園や庭など景観を重視する場所では、枝や樹冠(木の上部)だけを部分的に剪定することも「特殊伐採」に含まれます。

樹木の老朽化やナラ枯れなどの病気、自然災害による倒木など、近年では人や建物に被害を及ぼす恐れのある「危険木」が増加しています。さらに担い手不足や所有者の対応が困難なことから、放置されたままのケースも社会問題となっています。
HFCには専門技術が在籍しており、このような危険木の伐採にも対応可能です。お気軽にご相談ください。
森林空間利用

手入れの行き届いた森は明るく、草木がよく育ち、とても気持ちの良い空間になります。見た目が美しいだけでなく、安全で安心して過ごせる場所へと生まれ変わります。
せっかく整備した森ですから、その空間を活かしてさまざまな活動を行うことが大切です。地域の人々や子どもたちの学びの場として、そして私たちが林業の技術を磨く場としても活用していきます。

HFCでは「整備して終わり」ではなく、手を入れた森を継続的に活かしていくことを大切にしています。
森にはリラックス効果や免疫力の向上など、人の心と身体を癒す力があります。
人々の健康を支える空間として、平時には有意義に活用し、有事の際には避難や宿泊にも利用できるような環境づくりを目指しています。