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HFCについて

HFCについて

一般社団法人 葉山の森保全センター(Hayama Forest Conservation Center) は、
2021年に葉山町を拠点として設立された林業会社です。
三浦半島全域の森林を対象として、地域の自然環境に合わせた
持続可能なスタイルで森林保全・森林整備を実施します。
また、森林資源や森林空間の活用を通して社会と環境への貢献を目指しています。

私たちが目指すこと

HFCについて

葉山をはじめ、三浦半島には約8,620haの森林があります。
かつて薪や炭を得る「里山」として地域の暮らしと密接に関わっていた森は、エネルギーの変化や都市化により、今ではその多くが手入れされないまま放置されています。
管理が行き届かない森林では、大径木および危険木の増加やナラ枯れなどの病害が進行し、倒木や崖崩れといった災害リスクも高まっています。
所有者不明地やアクセス困難な場所の増加に加え、林業従事者の減少も課題です。
私たちは放置された森林に再び人の手を入れ、安全で美しい森へと再生することで地域の暮らしと森との関係を取り戻していきます。
HFCは「森林業」を通じて、森と人がもっと密接に、安全に楽しく関わり合える社会を目指しています。

私たちのミッション

三浦半島の森林を「地域の共有財産」と捉え、
適切な知見と技術に基づく施業を通じて、持続可能な森林経営を実践します。

間伐や作業道整備、危険木の除去など、地域の特性に応じた森林管理を行い、森林資源の循環的な利活用を進めていきます。
地域交流や災害避難の場としても機能する、多機能で開かれた森林のあり方を地域とともに模索します。
さらに、森林に関わる技術と知恵を次の世代につなぐため、若い担い手の育成にも積極的に取り組んでいきます。

私たちのビジョン

都市近郊でも誰もが立ち入れ、
健全で多様性のある「開かれた森林環境」を三浦半島に。

循環する森林資源を基盤に、行政・森林所有者・地域住民と連携し、都市近郊ならではの課題に対応する「都市型林業」のモデルを構築します。
スポーツ、教育、健康、エコツーリズムなど、多様な人々が森に関わり、それぞれの視点から価値を見出せるフィールドを育てていきます。
HFCの活動を通じて、人と森が共に生きる未来を描きながら、地域の暮らしや地球規模の環境保全にもつながる取り組みを広げていきます。

「森林業(しんりんぎょう)」とは?

森林作業道伐採した低木をアオリイカの産卵床として再利用する取り組み

一般的な林業では、杉やヒノキなどの建築用資材として利用できる針葉樹を植林し、複数回の間伐を経て、数十年後に伐採して収入を得るという長期的なサイクルが基本とされています。
これに対して、近年注目されているのが「森林業(しんりんぎょう)」という考え方です。森林業では、木材や林産物の販売収入に限らず、地域の自然環境や社会状況に応じて、多様な方法で森林からの価値を引き出していくことを目指します。

伐採した低木をアオリイカの産卵床として再利用する取り組み

例えば、杉やヒノキに限らず、その土地に育つ広葉樹なども活用し、地域の木材資源を用いた製品づくりを行う。伐採や間伐といった施業にあわせて作業道を整備し、森の中に空間をつくることで、森林体験やトレイルランニングなどのアクティビティの場としても提供する。
葉山の森ではすでに、伐採した低木をアオリイカの産卵床として再利用する取り組みが始まっています。こうした地域の自然に根ざした「森林業」を実践し、地域資源が経済的にも循環していく仕組みづくりを、HFCは目指しています。

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